法学部はどんな学部?【現役法学部生の目線から解説】

どうも小1の正一です!

今回は法学部がどんな学部なのか解説していきます。

私は現在神戸大学法学部に在学しています。

高校時代、特に行きたい学部はありませんでした。

とりあえず神戸大学に行きたくて、苦手な数学の配点が低かった法学部を選びました。

「法学部に行こうか迷っている」「法学部が忙しいのか知りたい」

そんな受験生は是非参考にしてください!

出席点がない

法学部の授業には出席点がなく、成績評価はテスト100%です。

なので、テストさえできれば授業に行く必要がありません。

逆に、授業に出席していてもテストができなければ単位は取れません。完全に実力主義です。

授業に行かなくてもいいので、週に1回も学校に行かない人もいます。

また、学期初めのうちは教室がパンパンになるほど来ますが、最後の方には4分の1ほどの人数になっています。

自由時間が多いので、バイト・サークルなどに時間をかけれますが、反面怠惰になりがちです。

自分を制御できない人には法学部は向いていないかもしれません。

卒論がない

たいてい法学部には卒論がありません。

法学は他の分野よりも専門的であり、学生が研究するには限界があるからです。

卒論がないので順調に単位を取れれば4回生は時間がありまくりです。

卒論もない、出席点もないので法学部は圧倒的に自由時間が多いです。

テストが難しい

法学部のテストは難しいです。

法律を単純に暗記するだけと思っている人は多いですが、それは違います。

条文を解釈する必要があるのです。

例えば、民法177条「不動産に関する物権の得喪及び変更は、不動産登記法その他の登記に関する法律の定めるところに従いその登記をしなければ、第三者に対抗することができない。」という条文の「対抗」とはどういう意味か、「第三者」の範囲はどこまでかを明確にしなければなりません。

こういった解釈を様々な条文のパターンで覚えなければなりません。

また、難解な語彙が数多く出てきて分かりにくいです。

例えば、瑕疵(何らかの欠損がある)など見たことのない語彙が出てきます。

こういった語彙が当たり前のように出てくるので、頭に入ってこず勉強しにくいです。

また、テストは論述です。

論述なので独学では勉強しにくく、テスト対策がしずらいです。

論述が苦手な人はとことん苦労するかもしれません。

法学部のテストは難しいので、試験2か月前には勉強を始めている人が多いです。

荷物が重い

法学部の教科書は基本分厚いです。

また、とても分厚いポケット六法を毎回の授業で持っていかなければいけません。

教科書やポケット六法、さらにパソコンを持っていくならかなりの重さになります。

荷物が重いのは学校に行かなくなる原因の一つでしょう。

資格勉強をする人が多い

先ほどいったように法学部の人はとにかく時間があります。

なので、授業で習った内容の延長線上にある司法書士・行政書士など法律系の資格勉強をしている人が多いです

中には簿記や公認会計士の勉強をしてる人もいます。

自由時間が多いので社会人への準備がしやすいのは法学部の魅力でしょう。

落ち着いた雰囲気の人が多い

法学部は経済学部・国際系学部など他の学部に比べて落ちついた雰囲気の人が多いです。

パリピはたいてい経済・国際系です。

パリピが生活するなら法学部は向いていません。

穏やかなキャンパスライフを過ごしたいなら法学部がおすすめです。

法学部に向いている人

上記でも述べたように法学部は圧倒的に自由時間が多いです。

自由時間が多いので、資格勉強をする意識が高い人が多い反面、堕落した生活をする人もいます。

なので、自分をしっかり制御できる人が法学部に向いているでしょう。

また、成績評価はテスト100%の実力主義です。

「テストで取れる自信がない」「出席点で点を稼いでおきたい」、そんな人は他の学部がいいかもしれません。

テストで取れる自信がある人は法学部に向いていると思います。

当然ですが弁護士・検察など法律系の仕事に就きたい人は法学部に行きましょう。

法学部に向いている人

●自分を制御できる人

●テストで取れる自信がある人

●落ち着いた雰囲気が好きな人

●法律系の仕事を志望している人

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